デジタルカメラでRAW+Jpegの画質モードで撮影していますが、RAWデータとJpegデータを見比べるとRAW側が暗いってことありませんか?最初はZonerのZoner Photo Studioを使っているので、フォトレタッチソフトが原因かと思いましたがそうではないみたいなので調べてみました。
RAW現像だと露出がおかしい
jpegでは問題ないのに、RAWモードに切り替えると明らかに露出がおかしいんですよね。
現像ソフトは有料ソフトのZONER Photo Studio15Proを使用しています。Photo Studioのビューアーで見るとjpegもNikonのRAWファイルのNEFも同じ露出で表示されますが、RAW現像モードにすると露出がおかしくなる。。。
Lightroomならjepgと同じようになるかも?と思って体験版をダウンロードして試してみたりしましたが、RAWデータは変わりませんでした。天下のアドビさんも同じ状況なので、RAW現像で暗いのは仕方がないものだと諦めていました。
NikonのRAW現像ソフトCapture NX-Dで試してみた
NikonのRAW現像ソフトのCapture NX-Dが無料でダウンロード出来るので、RAWファイルを表示してみるとPhoto StudioやLightroomとは違い全然暗くない。RAW現像で暗かったのは、れったちソフトが原因なのか?と思いましたが原因がわかりません。
RAWデータなんだからそんなの当たり前だろ!と思われる方もいるかも知れませんが元のイメージはjpegの方が近いので撮影時のイメージに近づけようとRAWデータから現像をしようとすると、なかなかうまくいかないんです。
RAW→jpegのイメージ→思い描くイメージという作業になってしまってとてつもない労力になってしまいます。さらに、残念なことにどんなに露出補正とか調整してもjpegのイメージに辿りつかない場合もあります。
そうなるとjpeg直接調整しちゃえ!となってしまいまいRAWデータいらないよねってこと・・・。でも、やっぱり作品として仕上げるにはRAWデータから現像したいんですよね。
なんだかすっきりしないので調べてみた
blogとかSNSでアップする場合にはJpegをレタッチして画質が落ちても良いのですが、なんだかモヤモヤというかすっきりしないので調べてみました。上が、Photo Studio15、下がCapture NX-DのRAWモードで開いた場合です。
上の画像では気球の模様がほとんどわかりませんが、Capture NX-Dで開くと模様がわかります。ここでやっとNikon独自の機能が影響しているんじゃないか?ということにやっと気づきました(汗
NikonのアクティブDライティングが原因らしい
検索してみると、アクティブDライティングが影響していたようです。
アクティブDライティングについてカメラの説明書を読んでみると”ハイライト部の白飛びを抑え、シャドー部の黒つぶれを軽減する効果があります。
見た目のコントラストに近い画像に仕上がります。暗い室内から外の風景を撮ったり、直射日光の強い海辺など明暗差の大きい景色を撮影するのに効果的です。
すっごい良い機能!でも、サードパーティのRAW現像ソフトでは対応していない模様。どおりでRAWモードにすると露出がおかしくなるわけです。
jpegは調整されたうえで保存
そうすると、アクティブDライティング機能が反映されないということはjpegも同じように露出がおかしくなるはずでは?と調べたら
アクティブ D-ライティング機能を有効にして RAW+JPEG で撮影した場合、JPEG 画像は明るく調整されますが RAW 画像は調整されません。
そうなんですか!
これで解決はしたけど・・・
アクティブD-ライティングは白飛びや黒つぶれを防いでくれる優秀な機能です。これを使わない手はないのですが、Capture NX-DとPhoto Studioを使い分けるかCapture NX-Dとフリーソフトにするか別のレッタチソフトにするか新たな悩みが・・・。
Capture NX-Dのダウンロードはこちらから
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