TAKUMAR SMC 1:3.5/35を分解清掃
某オークションで1,700円くらいで落札したカビが中のレンズに発生してカビルンルン状態のTAKUMAR SMC 1:3.5/35を分解・清掃してみました。
こうやって見ると奇麗なレンズに見えるんですが、後玉から見ると・・・。
こんな感じでカビが見えます。見た感じではあと玉側の中のレンズがカビてるような状態なので、あと玉から分解してみました。分解の際には一番外側のカニ目を回すようです。
分解はこちらのページを参考にしました。
分解の際に、無水エタノールを浸み込ませるのを忘れて盛大にガリッと滑っちゃいました。幸いレンズには傷がつかなかったので良かったのですが、恥ずかしいので途中の写真はありません。
カビを無水エタノールで拭いてみましたが、なんだか奇麗に取れないので汚れがきれいに落ちるという評判の良いCURAのレンズクリーナーを使ってみたら奇麗になりました。あとは組み戻す際には埃が入らないようにブロアーで慎重に組み立てていきます。
ちょっとわかりづらいですが、見違えるほどきれいになりました。盛大に傷つけちゃった部分は油性ペンでぬりぬりて誤魔化してあります。
TAKUMAR SMC 1:3.5/35試し撮り
手ぶれしてますが、ソフトフォーカス感は無くなりました。
カビがある状態では逆光で盛大にフレアも出ていましたので、逆光で撮影と思いましたが日が沈んでしまいました。逆光のテストはまたの機会に。それなりに奇麗に写ってます。手ぶれありですw
カビルンルン状態でもソフトフォーカスフィルター的な使い方をしても良かったのかなぁと分解・清掃後に思ってみたり。傷つけちゃったから分解しなければよかったかなと思ってもみたり。
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